時計修理・オーバーホールの依頼先としては、その時計ブランドのメーカーということになるようですが、メーカーによってはその高額なメンテナンス価格に見合わないなどの理由で、メーカー依頼を躊躇される方が最近は本当に多いようです。

 

定期的なメンテナンスでのオーバーホールであれば尚の事、コストは抑えたいのではないでしょうか。今では、年間修理実績30,000本オーバーで時計ユーザーからの信頼も高いのが「時計修理の千年堂」です。この「時計修理の千年堂」に最近よく寄せられる事柄に、部品交換のみの依頼が多くあるようです。

 

今回は、時計修理の千年堂での部品交換依頼の対応などについてお伝えしていきます。

 

時計修理の千年堂での部品交換では条件がある

 

 

  • オーバーホールを伴わなければならない

 

時計修理の千年堂では、オーバーホールを伴わない部品交換は受け付けてもらえないということです。時計修理の千年堂では、そのリーズナブルな価格の維持と多くのオーダーを抱えることから、部品交換のみの依頼を断っているようです。

 

というのも、部品交換というものは必然的にムーブメントを開ける作業を伴います。ということは、手間も時間もかかるということになりますよね。そうすることで、時計技師が捌ける個体数も少なくなるでしょうし、手間も時間もかかることからリーズナブルな価格の維持も難しくなるのかもしれません。

 

また、時計修理・オーバーホールというものは、その個体1つに対して1人の時計技師が最後まで関わることになります。流れ作業のようにはいかない、その仕事内容も部品交換のみの対応が難しいのかもしれませんね。

 

外装研磨なども同じ理由

 

部品交換のみでの対応と同じように、最近特に多い外装研磨などのオプションも、オーバーホールを伴う個体に対してのみの対応となっているようです。

 

また、ベルトの修理や文字盤修理といった、オーバーホールを伴わない修理依頼も同様に、受け付けてはもらえないようですので注意して下さい。

 

最後に

 

 

時計修理の千年堂では、部品交換のみといったオーバーホールを伴わない修理依頼を行うことができません。なので、部品交換のみのような場合はメーカーでの対応でしか任せることができないようです。

 

メーカーでの部品交換のみの対応であった場合でも、やはり高額な請求を覚悟しなければならない場合も多いようです。ですので、時計修理の千年堂への依頼を希望されるようならば、部品交換と同時のオーバーホールの依頼も考慮してみてもいいのかもしれません。

 

 

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