時計修理の千年堂に時計修理・オーバーホールを依頼される方の多くが「ライトポリッシュ」と呼ばれる外装仕上げの追加オプションを指定されます。
時計修理の千年堂では時計修理・オーバーホール以外のメニューとして、「ライトポリッシュ」と「外装仕上げ」の2つの外装仕上げオプションがありますが、外装仕上げを希望される方の多くが「ライトポリッシュ」を選択されています。
そこで今回は、時計修理の千年堂の人気オプションである「ライトポリッシュ」の口コミや感想といったことから、この「ライトポリッシュ」の必要性などについてお伝えしてみようと思います。
ライトポリッシュを行ったユーザーの感想
リピーター 男性 40代
今回は、オーバーホールの他に、オプションのライトポリッシュ(1万円)をお願いした。普段使いではないため、これくらいの使用感なら、ライトポリッシュで新品同様になるのでは?と思ったから。…戻ってきた時計を見た結果は…ドンピシャ!である。
ビックリするほど、一見して質感が違う!新品同様となっているのである。昨年から、順番に4本のロレックスのオーバーホールをお願いし、全てにおいて満足している。悔やまれるのは、初めての利用の時、様子見であったため、ポリッシュをお願いしなかったことだけ…。
リピーター 男性 40代
オーバーホールの他に、オプションのライトポリッシュ(1万円)をお願いした。さほど悪くない外観とはいえ、さすがに新品のそれとは違っていた外観が、新品のそれとなって戻ってきた。
何というか、本体はもとより、SSバンドの研磨の走行までもそろっている?ような、質感がまるで違う…と感じる。アンティークになるまで、大切に使っていきたいと思えた。
リピーター 男性 40代
今回は、オーバーホールの他にオプションのポリッシュ(研磨)もお願いすることにした。1万円と2万円のポリッシュがあったが、高い方にしてみた。かなり、使用頻度が高く、傷も多かったので、ここまでキレイになったのでとても納得している。
男性 40代
ライトポリッシュもお願いしました。待つこと4週間、戻ってきた時計を見て、新品のようでびっくり。メールにはベゼルの傷は完璧には消せませんと書いてあったので、あまり期待はしていませんでしたが、ここまで綺麗になって戻ってくるとは思いませんでした。
オーバーホールに出す前は全体が傷だらけでしたが、ライトポリッシュもお願いしましたので、全体がピカピカでベルトのヘアライン仕上げも完璧で傷一つありません。
ライトポリッシュ依頼の基準
時計修理の千年堂には無料のサービスである「千年堂オリジナルクリーニング」がありますが、このサービスは時計についた汚れの除去を目的としています。時計に付いたキズが取り除かれるわけではありませんのでご注意ください。
時計に付いたキズを取り除いて元のような輝きを取り戻したい場合の選択肢は「ライトポリッシュ」と「外装仕上げ」の2つのオプションの依頼となりますが、どう違うか分かりますでしょうか?
その選び方にはある程度の基準があります。
♦ライトポリッシュ・・・経年使用による同じような細かいキズが無数にあるような場合。
♦外装仕上げ・・・・・・経年使用による同じような細かいキズに加え、それ以上に深いキズが付いている場合。
時計の外装は主に、ステンレス製が使用されているために、どうしても経年使用によるキズの発生は避けられません。経年使用によって日常的に付いた同じような無数の細かいキズ程度ならば、「ライトポリッシュ」で十分に新品時の輝きを取り戻すことができるかと思います。
また一方で、同じような無数の細かいキズはありながらも、そのキズとは明らかな違いがあるようなキズが付いている場合は、「外装仕上げ」の依頼がおすすめとなります。「時計を落とした」「時計をぶつけた」などの衝撃を与えていない日常的な使用での細かいキズであるのならば、「ライトポリッシュ」の選択で良いようです。
但し、時計に外部より加えられた衝撃等による深いキズに対しては「外装仕上げ」の対応であっても、取り除くには限界があります。取り除けるのかどうか不安な場合には一度確認されるのが良いでしょう。
最後に
今回は、時計修理の千年堂で依頼が多い「ライトポリッシュ」の外装仕上げについてお伝えしてみました。時計は特に衝撃を加えたわけでもないのに、どうしてもキズがついてしまうものです。
時計の修理・オーバーホールは、時計内部のメンテナンスですが「ライトポリッシュ」のような時計の外装メンテナンスも定期的に行っておきたいメンテナンスの一種なのではないでしょうか。このページが、時計修理の千年堂の人気オプションである「ライトポリッシュ」を検討されている方の参考になればと思います。