あなたの時計が一生涯にわたって最高のコンディションを保って、あなたと共に素晴らしい時を刻んでいくにはどうしたら良いでしょう。あなたの時計は「大切な思い出が詰まった、この世には一つしか存在しない」のではないですか?
あなたの大切な時計は、キチンとしたプロの時計技術者に依頼する必要があります。あなたが、その大切な時計の修理・オーバーホールを検討した場合には、もう一度「大切な思い出が詰まった、この世には一つしか存在しない」ということを思い出してください。
今回は、あなたの大切な時計を守るために依頼してはならない「時計修理業者」についてお伝えしていきます。
管理がずさん
数名単位、もしくは個人で運営しているような時計修理業者を選んではいけません。このような時計業者は、ずさんな管理が原因で大切な時計を紛失されたり盗難にあってしまうケースが見られます。
さらに最悪なことは、マンションの一室で顧客から預かった大切な時計を管理し、案の定、盗難の被害にあい会社を倒産させることで責任逃れをする時計修理業者も存在します。また、一人の時計修理職人のみで修理・オーバーホールを提供しているような時計修理業者も注意が必要です。
このたった一人の時計修理職人に何かあった場合にはどうしようもなくなってしまいます。
平気で長期間待たせる
多くの時計修理業者は、自社で受けた依頼は自社で対応するのが当たり前なのですが、その時計修理・オーバーホールの依頼を下請けや孫請けといった業者へ流す時計修理業者も存在しています。
このような時計修理業者は、見積もりから実際の時計修理・オーバーホールに平気で2,3ヵ月待たせる場合が多いです。また、このような時計修理業者のもう一つの問題に「管理が行き届かない」ということが挙げられます。
下請けや孫請けに流される過程で「紛失」の危険もありますし、修理内容などの時計の管理にも不安が付きまといます。
老舗だから
時計修理に限らず、「老舗」はその響きからも安心感があるものです。かといって、社歴ばかりを誇張し、昔からやっているからという理由で時計をそんざいに扱う「老舗」の時計修理業者も存在しているのは残念です。
このような「老舗」を名乗る劣悪な時計修理業者に多いのが、使い古しの段ボールと使い古しの梱包物を送りつける行為です。本来であればこの時点で、この「老舗」を名乗る劣悪な時計修理業者に対しては、適切な判断を行うべきなのでしょうが、この「老舗」であるがゆえに判断を下せない時計ユーザーもいらっしゃるようです。
結果、その後のトラブルとなってしまうことになるようです。
最後に
今回は、依頼してはならない時計修理業者についてお伝えしましたが参考になったでしょうか。あなたがもし、時計の修理・オーバーホールの依頼先の選択をされる場合には、もう一度、その時計が「大切な思い出が詰まった、この世には一つしか存在しない」ということを思い出しみることをおすすめします。