時計の修理やオーバーホールの依頼を行う上での気がかりなことの一つに、その時計の修理・オーバーホールにどのくらいの時間がかかるのかを心配されている方も多いのではないでしょうか。
特に、機械式時計はその部品点数の多さも手伝って、かなり長い時間が必要となってくるものと思われます。そこで、今回は「時計修理の千年堂」に寄せられるユーザーの気がかりなことの中から、時計修理・オーバーホールに必要な期間とその理由についてお伝えしていきます。
見積もりには1週間から10日前後、それ以上の場合も・・・。
時計の修理・オーバーホールを依頼する場合には、まずはその時計の現状を把握しなければなりません。この現状把握が終了となって初めてその時計の修理費用の概算や交換部品の有無が決定していきます。
通常であれば、この「見積もり」の算出までの期間は時計郵送から、おおよそ1週間から10日前後の期間が必要になっていきます。というのも、「時計修理の千年堂」では、100名を超える提携一級時計技師の中から、その時計メーカーに精通した時計技師の手に委ねることをモットーとしていることから、その時計メーカーやブランドによってはバックオーダーを抱える時計技師も少なくありません。
また、その時計に部品交換の必要性がある場合には、交換部品の調達ルートの選定もこの時に同時に行われています。なので、単純にムーブメント内を確認するだけではなく、部品調達の確保も同時にこの「見積もり」時に行われているのです。
当然のことながら、部品交換が発生しないオーバーホールの場合であれば、この「見積もり」の期間も短縮されるということにもなります。ただし、部品調達が困難なメーカーやブランドによっては、逆に「見積もり」の期間が延びることもあるようです。
修理・オーバーホールには1ヶ月前後が必要
時計修理・オーバーホールの正式依頼から納期までのおおよその期間は、約1ヶ月ほどの時間がかかる場合がほとんどです。
この作業の中身となるのは、分解・修理・組み立て・防水テスト・外装クリーニング・ランニングテストなどが行われますが、ただ修理するだけではなく、組み立てた段階で時計が正常に作動するか確認する為のランニングテストも同時に行いなわれています。時には、テストをしていく中で不具合が見つかる場合もあります。
「時計修理の千年堂」では、メーカーと同等の基準で修理・オーバーホールを行っています。また、お預かりした時計一つひとつを精査し、メーカー基準と同等かそれ以上のクオリティを心掛けています。
多くの時計修理・オーバーホール依頼者は、出来るだけ早く修理完了して手元に戻ってきてほしいと思われるでしょうが、そのクオリティを担保するためにも、ある程度の時間は必要となってくるのではないかと思います。
最後に
今回は「時計修理の千年堂」への時計修理・オーバーホールに要する見積もりと、その修理期間についてお伝えしましたが参考になったでしょうか。
時計修理の千年堂は、ネット通販を利用した時計修理・オーバーホール専門店としての年間実績も大変多く、またその評価の高まりに比例して多くの時計修理・オーバーホール依頼者のバックオーダーを抱えるまでにもなっています。なので、今回ご紹介した時計修理・オーバーホールの期間もその限りではないかもしれません。
とはいえ、「時計修理の千年堂」は最も支持されているネット通販での時計修理・オーバーホールの専門店ともなっていますので、メーカー以外の時計修理・オーバーホールの依頼先の検討をされているあなたの参考にされてみてはと思います。