クオーツ時計にもオーバーホールは必要?あなたの時計が機械式時計ならば、オーバーホールは大変重要ですよね・・・では、クオーツ時計ならばどうでしょう?

 

使い捨て感覚で購入された時計ではないならば、クオーツ時計であっても末永く使っていくためにも、やはりオーバーホールは必要なことだと思うかもしれませんよね・・・。

 

そこで今回は、そんなクオーツ時計でのオーバーホールを行った人、行っていない人の意見やレビューを紹介してみようと思います。もし、今あなたがクオーツ時計のオーバーホールについて悩んでいるようならば参考にされてみてはいかがでしょうか?

 

オーバーホールを行った人と行っていない人の意見

 

 

オーバーホールを行った人の意見

 

意見① 機械式とクオーツの違いは機械か電気かの違いだけで針を回す仕組みは基本的に同じですよね。クオーツであっても、歯車があってそれが回転しているのです。

クオーツの場合は、モーターが強いので多少磨耗しても問題なく動いてしまうことが多いだけだと思います。
使い捨てるつもりなら良いでしょうが、長年使うつもりならば5年に1回程度はオーバーホールしたほうが寿命は伸びますし、トータルで考えれば出費は抑えられるのではないでしょうか。

 

意見② クオーツ時計のオーバーホールは、7,8年に1回で良いのはないでしょうか。クオーツか機械式かは使う人の好みなので、やはり長く使いたいのならばオーバーホールは必要ですし、私は出しました。

 

オーバーホールは行っていない人の意見

 

意見① 私は、 2つのアナログ・クォーツ時計を持っていますが、一度もオーバーホールはしていません。でも、どちらも正確に働きますよ。

機械式は微妙な力具合で時間が狂うかも知れませんが、電気なら少々遅れてもモーターの力で「強引」に回すのだと思います。なので、クオーツ時計にオーバーホールが必要なのかはわかりません。

 

意見② 機械式や手巻き以外は、オーバーホールなども定期的に出さなくても調子が悪くなってすれば大丈夫。クォーツだとそんなもんらしいですよ。

 

機械式もクオーツも潤滑油の劣化は起こる

 

 

 

機械式の時計もクオーツ時計も歯車の潤滑油の劣化は平等に起こります。ただ、潤滑油の劣化による時計そのものへの影響には大きな差があるようです。機械式時計の場合は、潤滑油の劣化が時計の不具合のほとんどの原因を占めています。

 

けれども、クオーツ時計の場合には、この潤滑油の劣化によって時計が止まったりするといった事にはなりにくいため、そういった点も機械式時計との違いが見られます。

 

そして、クオーツ時計のオーバーホールにおけるもう一つの目的となるのが「防水パッキンの交換と内部の腐食具合をみること」になります。防水パッキンは経年劣化してしまい、それによりムーブメントへの汗や水分などの侵入を防ぐことが難しくなってくるためです。

 

クオーツ時計のムーブメントへの水分の侵入は、機械式時計よりも深刻な状態へとなってしまうからです。それは、クオーツ時計の心臓部である電子回路が、水分の侵入によって破壊されてしまう恐れがあるからです。

 

クオーツ時計のオーバーホールは行うべきか!?

 

 

結論を言わせてもらうならば、クオーツ時計のオーバーホールは7~8年位に一度は行う方が良いのではないかと思います。クオーツ時計は電子回路がやられると終わりだからです。

 

オメガなどの高級時計などでは、このような電子回路の交換にも応じてもらえるかもしれませんが、交換費用もかなりの高額になることを覚悟しなければなりません。

 

クオーツ時計は、電気の力で針を動かしていますが、最終的に針を動かしているのは機械式と変わらず歯車によって動いています。潤滑油の劣化などにより、歯車に負担が掛かったままの状態だとその負担が電子回路にも加わってきます。

 

クオーツ時計のオーバーホールは、1万円代から受けることもできますから、クオーツ時計であっても末永く使っていくためにもオーバーホールを検討してみてはいかがでしょうか?

 

クオーツ時計のオーバーホールも、もちろん「時計修理の千年堂」に任せると安心ですよ!

 

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