時計修理の千年堂でのシーマスターユーザーの修理内容と費用まとめ！

時計修理の千年堂に持ち込まれる時計修理・オーバーホールの依頼の中でも、その多くを占めているのが「オメガ」です。この「オメガ」の数あるモデルの中でも最も多くの時計修理・オーバーホール依頼となるのが「シーマスター」です。

今回は、そんなオメガの中でも人気のシーマスターの時計修理・オーバーホールを行ったユーザーの修理・オーバーホールと共に、その時計修理・オーバーホールの費用の概算と合わせてお伝えしてみようと思います。

シーマスターのオーバーホールとその費用

オメガを代表するモデルとなるのが「シーマスター」ですが、この「シーマスター」ユーザーの実に多くが「スウォッチグループ・ジャパン」での正規オーバーホールではなく、民間の時計修理専門店への依頼を行うユーザーが多いようです。

時計修理の千年堂でも多くのシーマスターユーザーからの時計修理・オーバーホールの依頼を引き受けているようです。そんな時計修理の千年堂のシーマスターの時計修理・オーバーホール実績の中から、その時計修理・オーバーホール内容を費用と合わせてご紹介しておきましょう。

リザーブ時間の極端な減少から、ついには時計が止まってしまったとの症状での時計修理・オーバーホールの依頼です。典型的な油切れの症状から各部品への負担が増してしまった状況でオーバーホールと共に部品交換が必要です。

通常のオーバーホールとゼンマイ及びゼンマイを巻きあげる角穴駆動車の部品交換対応を行いました。定期交換部品であるパッキン交換も同時に行っています。

定期オーバーホールでの依頼です。定期的にオーバーホールされているこの時計は油の乾きがみられる程度で比較的きれいな状態でした。3年前のオーバーホールではゼンマイの交換を行っていないということでしたので、今回は定期交換部品のパッキンと合わせてゼンマイ交換も行っています。

リザーブ時間の減少と時計が遅れるとの典型的なオーバーホール時期の症状でのオーバーホール依頼です。ムーブメントの油切れとゼンマイ及びリバーシングの劣化を確認しました。

リザーブ時間の減少と時計の遅れは、このゼンマイとローターの回転をゼンマイに伝えるリバーシングの劣化によるものですので、部品交換の提案を行い部品交換対応しました。同時に外装研磨のライトポリッシュも行っております。

時計修理の千年堂ではロレックに次いで年間多くの時計修理・オーバーホールの依頼となるのが「オメガ」となっています。この「オメガ」ブランドの中でも最も多くのユーザーを抱えているのが、今回ご紹介した「シーマスター」となっています。

今回は時計修理の千年堂が多くの依頼の引き受けを行うブランドの中から「シーマスター」の時計修理・オーバーホールの実例とその費用についてまとめてみましたが参考になったでしょうか。

時計修理の千年堂では今現在、「コーアクシャル」機構採用の「シーマスター」の時計修理・オーバーホールの依頼は、その純正部品の入手が困難なこともあって引き受けをお断りしているようですが、「コーアクシャル」機構採用以前の「シーマスター」のユーザーはこちらのページがその参考になるかもしれません。